日進月歩ブログ
屋根 カバー工法について。
2017年03月06日(月)
こんにちは、プロタイムズ神戸東店株式会社ライフアートの善野です。
本日はスレート屋根のカバー工法についてご説明します。
スレート屋根(カラーベスト)のメンテナンスといえば、
まず、『塗装』を思い浮かべられる方が多いのではないでしょうか?
でも・・・こんな場合には塗装ではなく、
『カバー工法』をご検討いただきたいのです。
これまで2回塗装したことがある
築20年以上たっている
以前の塗装から10年以上、メンテナンスをしていない
あと20年以上は建て替えるつもりがない
以上のうち、1つでもあてはまるものがあれば、
塗装ではなく、『カバー工法』での屋根リフォームを
おすすめします。
・スレート材は20年以上経つと、素材自体が割れたり変形したりと劣化が激しくなる
・スレート材は繰り返し塗装すると、塗膜の耐久性が落ちる
という、スレート材そのものの性質があるからです。
『カバー工法』とは、既存の屋根を撤去せず、その上に新しい屋根材を重ね葺きする方法です。
屋根材の劣化はあるものの、下地までは傷んでいない状態で、
既存の屋根がスレート(カラーベスト)、アスファルトシングル、金属材など、
平板な素材の場合に用いることができます。
既存の屋根を撤去して葺き替えるのと比べると、
解体費や廃材処分費がほとんどない分、コストが抑えられることや、工期が短いところが魅力です。
また、屋根が二重になることで断熱性がアップしますので、
夏の2階の暑さがやわらぐ効果も期待できます。
スレート屋根(カラーベスト)は外壁よりも劣化が早く進行するため、塗装だと5~7年くらいで塗り替えが必要になります。
一方、カバー工法ではガルバリウム鋼板など耐久性の高い金属屋根を使いますので、その耐久年数は20年以上。
近年ではメーカーによる塗膜保証のついた製品も販売されています。
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