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日進月歩ブログ

歴史プチ講座…その2

おはようございます!

プロタイムズ神戸東店 ㈱ライフアートの大森です。

さて今回は、前回お話をした「灘区」について、今日は続きを記します。

灘五郷の酒造りを記しましたが…

この地で造られた酒は、その当時、地元で消費されていたわけではなく、江戸(東京)に船で出荷されていました。

この酒類を運ぶ船を『樽廻船(たるかいせん)』と呼んでいました。
樽廻船の他には、『菱垣廻船(ひがきかいせん)』も運航していました。
当時、荷物の運搬は海上交通が主流で、日本海側を廻る『北前船(きたまえぶね)』等が有名です。

樽廻船や菱垣廻船は、現代における貨物船(コンテナ船)と思ってください。

《何故、樽廻船と呼ばれるの?》
木で造った樽だと、狭い船上でも転がして運ぶことが出来たので、重宝されました。
そして、最大の荷主が西宮や灘の酒元であったことから…とされています。

その船の持ち主等が、海上交通安全を祈ってたくさん寄進していた神社が、神戸市兵庫区の和田岬に在る『和田神社』です。
今も石碑がたくさん残っております。

また、地元灘区では、『敏馬神社(みぬめ)』も同じく有名です。

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